株式や投資信託はひと通り持っている。でも不動産はまだ手つかず——そういった経営者の方から、土地活用に関する質問が増えています。「何が正しいのかわからない」という声に、編集部が一つずつ答えていきます。

「土地を持っていないのに、土地活用ができるんですか?」

よく誤解されますが、土地活用は「遊休地を持っている人だけのもの」ではありません。PACO STAYは、当社グループがすでに旅館業許可を取得・整備したグランピング施設の客室1棟を、購入者が1棟単位で所有する仕組みです。土地は当社側が確保しており、購入者が土地を持ち込む必要はありません。

土地・建物をまるごと購入する一般的な不動産投資とは異なり、木造2×4工法のトレーラーハウス(車両運搬具)1棟の所有権だけを持ちます。登記は不要で、固定資産税もかかりません。既存の資産との性格の違いを把握するうえで、まず押さえておきたい点です。

「運営はどこまで任せられますか?副業感覚では無理ですよね?」

経営者の方から最も多く出るのが、この「手間」の懸念です。PACO STAYでは、旅館業の許可取得・予約管理・清掃・リネン・メンテナンスまでを当社グループが担います。購入者が現地に出向く必要はなく、月末に送金明細を確認するだけという運用形態を想定しています。

ただし、「完全に何もしなくていい」ということではありません。棟の状態確認や将来の売却・乗り換えの判断は購入者自身が行います。手間が少ない分、意思決定の場面を見逃さない姿勢は必要です。よくある失敗として、「任せきりにして出口のタイミングを逃す」ケースが業界全般で報告されています。

「節税になると聞きましたが、自分のケースでも成立しますか?」

PACO-TRAILER(車両運搬具)は動産のため、税務上は法定耐用年数4年・定率法での減価償却が適用されます。購入価格を短期間で費用に計上できるため、他の所得にかかる税負担が圧縮されるケースがあります。これは制度上の仕組みであり、当社独自の特典ではありません。

以下は、一定条件下でのモデルケース(架空の設定・試算)です。前提:個人購入・課税所得1,800万円超・税率50%・真岡プロジェクト・5年ごとに売却して中古へ乗り換え・分割払い(提携の信販・最長120回・審査あり)・売却額は残債と同額と仮定。この条件で10年間シミュレーションすると、手元に残る現金は概算で+480万円(試算)という数字が出ます。

ただし、分割払い期間中の月々の支払いは月額送金額(稼働率35%・1泊32,000円の前提で176,800円)を上回ります。差額は持ち出しが発生します。税の減少分がその差を上回る設計ですが、課税所得が高い方に限った話であり、全員に当てはまる試算ではありません。審査の通過も保証されず、数字はあくまで一定条件下の参考値です。

「5年後に売れなかったら、どうなりますか?」

正直に整理します。PACO-TRAILERの中古市場はまだ形成途上であり、5年後に希望する価格で売却できるかどうかの保証はありません。モデルケースでは「売却額=残債と同額」と仮定していますが、実際には上下どちらにも動く可能性があります。

一方、車両運搬具という性格上、物理的に移動・転用ができます。施設を閉鎖する場合でも別の場所へ移設することが可能で、土地に固定された建物と比べると撤退の選択肢が広いといえます。「一度建てたら動かせない資産」のリスクを重視する方には、この点が判断材料の一つになることがあります。

次の一歩:まず自分のケースで試算が成立するか確認する

節税の仕組みは、個人の課税所得・法人か個人かによって大きく変わります。販売中のプロジェクト一覧と概要は https://paco-house.com/trailer/sales/ でご確認いただけます。数字を見た上で、税理士との検討に進むかどうか判断いただければと思います。

よくある質問

分割払いを使う場合、自己資金はいくら必要ですか?

提携の信販を通じた分割払い(最長10年・120回・審査あり)を利用する場合、自己資金0円という設計になっています。ただし審査があり、通過できない場合は現金またはほかの手段での購入が必要です。月々の支払いは月額送金額を上回るため、差額の持ち出しが生じる点はご留意ください。

法人での購入はできますか?

法人での購入も可能です。ただし、減価償却による節税効果は法人税率と個人の所得税率の違いによって変わります。課税所得1,800万円超の個人向けに試算されたモデルケースの数字をそのまま法人に当てはめることはできません。法人購入を検討される場合は、顧問税理士との事前確認をお勧めします。

稼働率が想定を下回った場合、月額送金はどうなりますか?

月額送金額は実際の稼働率に連動します。稼働率35%・1泊32,000円の前提で176,800円(試算)ですが、稼働率25%の場合は108,667円、45%の場合は244,933円という参考値が出ています。いずれも試算であり、確定した金額ではありません。稼働率は季節・立地・施設の状態など複数の要因で変動します。